戻る

秦野

公開日:2012.09.06

石巻の中学に竹刀寄贈
市内剣道場から50本

  • 士道舘の剣士たち

  • 杉山教頭(右)と高橋教諭

 市内の剣道道場、士道舘・石橋幸一郎代表(32)が8月20日、宮城県石巻市立蛇田中学校を訪れ、杉山孝一教頭と剣道部顧問の高橋美樹教諭に竹刀50本と道場の子どもたちからの手紙を寄贈した。



 同道場では、東日本大震災発生を受け昨年から近隣の道場に声を掛けチャリティー試合を開催している。竹刀は試合の参加団体からの寄付で購入したものだ。



 同中学校は、今年度から体育の授業に剣道を取り入れているが、予算が無く道具が不足していたという。杉山教頭は「授業を受ける全生徒に竹刀が行き渡るのでとてもありがたい」と感謝を述べた。石橋代表は、「大会に参加した道場では、地震と戦う東北の仲間たちが一日も早く元の生活に戻られるよう心より願っております」と話した。



 チャリティー試合のほかの参加道場は、剣修会、弘武館渋沢剣道教室、秦武館、南矢名剣道クラブ、揚武館越地道場。

 

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS