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秦野 社会

公開日:2014.06.14

くず葉学園が30周年
記念式典と祝賀会を開催

  • 祝賀会で鏡開きの後、乾杯をする飯田理事長(中央)

 障害者福祉施設の「社会福祉法人かしの木会 くず葉学園」が創立30周年を迎えた。これを記念し、式典と祝賀会が6月6日、秦野市野外活動センターで開かれた。当日は家族会や役員・OB関係者、来賓、職員など合わせて約110人が出席。式典では、来賓から祝辞が述べられたほか、長年、同学園を支援してきたボランティア団体7団体と1個人に感謝状が贈呈された。祝賀会では参加者たちが思い出話をしながら食事を楽しんでいた。

 同学園は、成人期を迎えた知的障害者の保護者約30人が発起人となり、1984年に設立。土地の取得や資金繰りに苦労しながらも、入所・通所施設を開設し、「能力に応じた仕事で生きがいのある生活を送ることができる施設」を目指してきた。今では利用者の平均年齢が50代となり、職員の補充も課題となっているという。

 2000年から理事長を務めてきた飯田雅子さんは、「これまで地域の方々から頂いた多くの支援に感謝しています。30年の間に法律が改正され、状況は変化してきましたが、私たちは今後も変わることなく利用者さんの笑顔を一番に考えていきます」と話した。

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