国道246号線沿い、新善波トンネル近く(伊勢原市善波1335の2)に「伊勢原西部工業団地」が造成されることが分かった。着工は2015年11月で、2016年8月に完成予定。
これは国の「中小企業高度化資金助成制度」を活用した民間主導の工業団地。同制度は国と県が資金を出し、中小企業等による事業協同組合へ長期低利で融資するというもの。そのため、この制度を活用した団地造成では、企業側が土地・建物・構築物・設備にかかる費用の約8〜9割分の助成を受けることができる。また、低コストでの入居や、ニーズに合った敷地面積の設定などが可能だという。
今年2月に発足した「伊勢原西部工業団地準備会」(宇野祐二郎会長)によると、敷地面積は約9千坪で、秦野市の鉄骨加工会社のほか、伊勢原市と平塚市から金属加工機械、食品製造・小売、中古車整備などの4社が入居に名乗りを挙げているという。準備会担当者は「雇用促進をはじめ、地元に貢献できる工業団地を目指したい」と話している。
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