JAはだの代表理事組合長に就任した 山口 政雄さん 菩提在住 65歳
未来に「農」の魅力つなぎ
○…「農協を支えているのはやはり農家です。支援を行っていくため、職員と農家の距離感を縮める環境づくりをしていきたい」と抱負を語る。18歳で「JAはだの」の職員として就職し、支所や本所の貯金や金融共済業務などに携わってきた。その後、常務理事、専務理事などを歴任。5月20日の通常総会で代表理事組合長に選任された。
○…いまJAが全体で力を入れているのが次世代の育成だ。秦野市でも小学生を対象に農作業の指導を行い、農業のイメージアップに努めている。「農業が成長産業であれば、子どもたちの職業選択の一つになるはず。時間はかかっても農家の所得向上に努め、一歩一歩進んでいかなければ」と先を見据える。そのために多くの意見を聞こうと、生産組合組織を中心に青年部や女性部などとの交流の場を設けているそうだ。
○…もう一つの夢は販路の拡大。県内に先駆けて開設した「じばさんず」も今年で13年目に入る。「全国的にも、農産物の鮮度に対する評価は高いと自負しています」と地場のものに胸を張る。生産物直売所を他にも作って欲しいという要望があるなか、新東名の秦野サービスエリアへの出店をめざし、課題の検討を行っている。「まだ夢というところですが、実現に向け動いています」。
○…生まれも育ちも秦野市菩提。家は代々農家を営んでおり、父親は酪農家だった。子どもの頃は13〜15頭の乳牛がいて、手搾りをしていた時代もあったという。趣味はスポーツ観戦で、野球は巨人ファン。相撲も先月本場所を見に行き、「迫力がありましたよ」と声を弾ませる。昔は無口だったというが、JAに入り人と接するようになって変わった。「小中学校の同窓会に出ると『性格変わったね』と言われる」と笑う。これからも人との関わりを大切に、JAの基本理念「夢のある農業と次世代へつなぐ 豊かな社会を地域できずく」を柱に舵を取る。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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