秦野 文化
公開日:2015.06.13
伝統芸能に惚れ込み20年
かっぽれ師範 梅房さん
陽気な音楽と滑稽な踊りが印象的な伝統芸能「かっぽれ」。江戸時代に大阪で始まり、宴席での太鼓持ちの踊りとして広まった。
梅后流(ばいこうりゅう)江戸芸かっぽれ梅房会師範である櫻川梅房(ばいぼう)さん(83)が5月から東海大学前駅近くのタウンニュースビルで教室を開いている。櫻川さんは芸歴20年以上で海外での公演も経験。北海道・函館在住だが、毎月1・3週目の週末に生徒のいる秦野や静岡・浜松へ赴き指導を続けている。
「足を高く上げ、手先を広げる動作が多く、何歳になっても体に芯が通っている感じ。健康にも良いみたい」と櫻川さん。秦野教室の生徒らは「和の音楽に合わせ伝統芸能をできるのは誇り」と魅力を語る。「2020年の東京オリンピックの時に100人くらいでパレードするのが夢」と櫻川さんは話す。
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