秦野 教育
公開日:2015.06.20
戸川砥の文化学ぶ
八幡神社で工作教室
戸川三屋鎮守の里を育む会が6月13日、砥石工作教室を行った。「戸川」の地名は、砥石が多く採取できる川の地域という「砥石川」が由来と言われ、かつては秦野でも戸川砥(とかわと)という砥石が使われていたという。この文化を地元で保存し、伝えていこうと「戸川砥(秦野産砥石)保存・普及チーム」代表の藤本節男さんと生命の星・地球博物館の外来研究員・門田真人さんを講師に招き、昨年から工作教室を実施している。
教室には子どもから大人まで20人が参加。戸川砥の説明を受けたあと、藤本さんが考案した戸川砥に柄をつけた「刃みがきくん」作りを行った。作った「刃みがきくん」で錆びた金属の試し研ぎも行われ、参加者のひとりは「戸川の由来を知らなかったので勉強になった」と話していた。
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