第63代秦野市議会議長に就任した 川口 薫さん 幸町在住 59歳
ぶれずに地道にコツコツと
○…市議会が市民にとって親しまれ信頼される存在となるよう、2年間議会改革を続けながら議長という重責を全うしていく。「市民の皆さまの声を市政に、そして議会にしっかりと反映していきたい。腰を据えて任期中の議会運営に最大限努力していく」と鋭い眼差しで表情を引き締める。
〇…日大藤沢高校を経て東海大学卒業までバスケットボールを続け、卒業後は母校日大藤沢高校で体育の教員となった。しかし当時父が生業としていたヒラタケ栽培を継ぐために実家に戻った。ヒラタケは最盛期は1日に1トンも収穫できたという。その頃入会した秦野青年会議所が、その後の人生に大きな影響を与えた。青年会議所ではメンバー皆が熱く、秦野のために活動していた。中でも思い出深いのは、たばこ祭の名物のひとつになった「ジャンボ火起こし」。どうやったら火が起こせるのか、試行錯誤の日々だった。メンバーのまちづくりへの真剣な姿勢に影響され「愛する秦野のために自分の力をもっと役立てたい」という想いが湧きあがり、2003年市議会議員に立候補し初当選を果たす。
〇…現在ミニバスケットボールチーム「サンキッズ」の監督を務め、子供たちを指導。「気持ちを込めて教えれば上手になる。皆が成長していく姿を見るのが指導者冥利」と笑う。1人の家庭人としては、夫人や母親、義父などと連れ立って温泉めぐりを満喫するのが楽しみ。「たまにはのんびりゆったり過ごすのがすごくいいんだ」としみじみ。
〇…密かな夢がある。かつてのヒラタケ栽培のノウハウを活かした「足長きのこ」の栽培だ。「趣味と実益を兼ねてさ。秦野っ子の大好物、足長きのこを育てるんだ」と、いたずらっぽくニヤリ。何事にもぶれずに地道にコツコツ続けるのは、政治家の立場でもミニバスの指導者の立場でも決して変わらない。太いバックボーンとして今日も自身を支えている。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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