秦野版 掲載号:2015年10月31日号
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阿木二郎さん 「生涯漫画家でありたい」 11月9日から作品展

社会

阿木二郎さん(手前は作品の数々)
阿木二郎さん(手前は作品の数々)
 「大好きな漫画を生涯描き続けたい」――。阿木二郎さん(本名/村木明夫・75・秦野市東田原在住)は、27歳からプロの漫画家として活躍し、現在は「趣味程度」に依頼された雑誌の挿絵等を手掛けるなか、自然観察施設くずはの家(曽屋)のイベントポスター等も描いている。

 滋賀県彦根市で生まれ育った阿木さん。子どもの頃から漫画が好きで、お小遣いが貯まるとそれを握りしめ、本屋へ急いだという。

 しかし、当時の漫画は「悪書だった」ため、親に隠れて読んでいたという。愛読していたのは、手塚治虫や長谷川町子らが連載していた『漫画少年』。この中で、手塚治虫らが投稿作品を講評しており、阿木さんも小学6年から投稿を開始。中学1年になった時、2コマ漫画「頭をかくくせ」で初入選した。「とにかく嬉しかった」と阿木さん。そこから「プロの漫画家」を強く夢見るようになった。

 高校生の頃は、夏休みを利用して漫画家志望の知人と上京。出版社を回り、人脈を広げていったという。

 しかし厳しい世界。原稿料で生活するのは難しく、テレビCMの制作会社に就職。ある時、大手出版社から漫画の依頼が入り、執筆を迷ったというが「きっと最後だろう」と描くことに。その後、毎月依頼がくるようになり、更に他の出版社からも声がかかり、27歳で制作会社を退社。プロの漫画家として歩み始め、月刊の連載漫画や学研の学習漫画を多く手掛けてきた。

 28歳で結婚し、38歳の時「自然が豊かだから」と秦野へ。50代後半で体調を崩し、歩くことを進められていた阿木さんは、葛葉渓谷を散歩中に当時建設中のくずはの家を偶然発見。故郷に似た雰囲気があり、すぐに気に入ったという。出入りしているうちにポスター等を手掛けるようになり、展示会等を企画してもらったこともあったという。

 阿木さんは「締め切りは辛いけど、描くことは今でも大好き。漫画家でい続けたい。今は趣味程度だけどね」と笑顔で話した。

南公民館で作品展

 阿木さんの手掛けたポスターやイラスト、石ころ絵等を展示する作品展が11月9日(月)から22日(日)、市立南公民館(今泉598)で開催される。時間は午前8時30分から午後5時。

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