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秦野 スポーツ

公開日:2015.11.21

十柱戯(ボウリング)シニア 4人が入賞
未だ冷めやらぬ投球熱

  • 右から相原さん、山本さん、二之宮さん

  • 若月さん

 第15回県ボウリング協会シニア年代別大会が、綾瀬ミネボウルで10月25日に開催され、秦野市から7人が出場した。男子60代の部で山本孝さん(68)が優勝、女子70歳以上の部で二之宮昭代さん(70)が準優勝、女子50代の部で相原尚子さん(53)が3位、男子70歳以上の部で若月正剛さん(80)が4位にそれぞれ入賞した。大会は1人6ゲームを投げ争った。

 優勝した山本さんは「優勝は頭に無かった」と振り返る。後半スコアの伸び悩みがあり、6ゲーム目はハイゲームの一本狙い。その結果、集中力も増し、1投目こそスペアだったが、他を全てストライクでピンを沈め、大会きっての290というハイスコアを叩き出し、総スコアは1328を記録。山本さんは「まさか優勝するとは。来年が60代最後。勝つ気でいきます」と意気込みを語った。

 週に4、5日は投げるという二之宮さんは「優勝したかった」と悔しさを滲ませる。前半の1位通過が当日の好調を物語り、後半わずかに及ばなかったものの総スコア1123で準優勝した。歴は13年だが「ボウリングは転がす遊びじゃない。スポーツボウリングを目指してやっている。80代までずっと長く打てるように頑張っていく」と話した。

 当日の調子は「イマイチ」というも総スコア1081での3位入賞には「嬉しかった。楽しもうと思って投げた」という相原さん。大会では様々な地域の人との出会いがあり、それも相原さんの感じるボウリングの楽しさだという。「スコアも大事だけど、楽しいが先。工夫すれば生涯出来るスポーツなので、可能な限り続けたい」と話した。

 若月さんは秦野から出場した選手中最年長。歴50年の中には華々しい成績も修め、70代の頃は常に上位にいたが「80超えてからはスペアが取れなくて」と寂しげな表情を見せる。今大会では70代の選手と投げ合い総スコア1100で4位。今は週2回程、妻と仲睦まじくボウリング場を訪れ「若い人に遊んでもらっている」と謙遜の笑み。「これが無いと人生楽しくない。みんなで一緒にやるのは楽しいね。大会はまた上を目指すチャンスがあるでしょ」と次大会への期待も込めた。

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