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秦野版 公開:2016年8月20日 エリアトップへ

NEXCO中日本 秦野工事事務所 所長 長浜 勲さん 今泉在住 53歳

公開:2016年8月20日

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地域に喜ばれる新東名に

 ○…2020年度の全線開通を目指し工事が進む新東名高速道路。担う区間は秦野〜山北までの23・9Kmで、124人の社員、協力社員を束ねて国家プロジェクトの陣頭指揮を執る。「開通後の利用者、そして地域の人に喜んでもらえる道路作りをしよう」。着任して約5カ月、このプロジェクトに携われる喜びを全職員に伝えながら、つねに完成後の未来を描く。

 ○…鹿児島県出身。高校卒業後、「国家規模の事業に携わりたい」と旧・日本道路公団に入社。「とにかく現場が好き」と、九州横断道路や東九州自動車道などの建設をはじめ、約20年前には東名高速道路の厚木〜秦野間の拡幅工事も担当してきた。そして本社勤務などを経て、約20年ぶりに現場復帰。何もない山間部にゼロから道路を作り上げていく面白さを再確認したといい、「やっぱり現場はいい。毎日わくわくしています」と活気溢れる事務所を見渡す。

 ○…業務に取り組む上で「現場第一主義」を重んじる。着任してまず行ったのは、現場を歩くことだった。工事用道路も含め、歩けるところは全て歩いて見て回ったという。「現場を知らなくては何の検討もできないし、助言もできませんから」と真剣な表情で話したかと思うと「ま、現場が好きなんで」といたずらな顔に。単身赴任のため、空いた時間は水無川沿いの散策コースや弘法山などを週2、3回歩いているという。約25分の通勤も毎日徒歩だ。「本当に環境が良くて。家族がきたら秦野戸川公園とかに連れて行きたいですね」とほほ笑む。

 ○…担当区間には9本のトンネルが存在する。そのうちの1本で、これまで見学会などを行ってきた羽根トンネルがいよいよ今年度中に貫通予定だという。「貫通第1号です。貫通式なども企画するので、地域の皆さまにも楽しみにしていただきたいですね」。地域に喜ばれる新東名を目指し、今後も邁進していく。

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