神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2016年10月22日 エリアトップへ

「Kazuho Monster」としてダンス活動をする 堀野 一穂(かずほ)さん 平沢在住 21歳

公開:2016年10月22日

  • X
  • LINE
  • hatena

世界へ挑戦するモンスター

 ○…地面を滑るように動くムーンウォーク。身体を自由自在に動かし、多彩なダンスで観客を魅了する。8月には相模原で行われたムーンウォーク世界大会でも優勝した。ダンサー名の「Kazuho Monster」という名前は、ダンス界で「怪物」と呼ばれるほどビックになりたいという想いでつけたという。

 ○…幼少期から原因不明の発熱で入退院を繰り返していた。中学で回復したが、大学受験を控えた時期に再発。志望校の試験が受けられなくなり「ショックでした」と振り返る。しかし、そこで人生の転機が訪れた。布団の中で偶然開いたダンスアーティスト・上野隆博氏のパフォーマンスを映した動画…それに衝撃を受け、玉川大学合格後に上野氏が主宰するスタジオへ。師と仰ぎ、本格的にダンスの道に進み始めた。

 ○…ダンスの本場「ニューヨークに行きたい」という夢が現実味を帯びたのは昨年のこと。実際に現地のダンスに対する熱を肌で感じた。大学卒業を控え、今年からは資金集めとして毎日渋谷でストリートダンスを行うようになり、技術を磨きながら「どうすれば見てもらえるのか」を研究する日々。「自分のパフォーマンスを見て『これで明日も生きられるよ』と言ってくれる人がいる。それが本当にうれしい」。普段は大人しいタイプだが、ステージに上がるときは「自分が世界一だ、と思っています」とキッパリ。そのくらいの自信を持たなければお客さんに見せる価値はない、とプロ意識を覗かせる。

 ○…趣味は囲碁。実はプロを目指していたという腕前だ。CMやクロネコヤマトの宅急便40周年企画動画のダンサーとして、また11月にはモデルとしても出演が決まり、活動の幅を広げている。夢はニューヨークの舞台で一流ミュージシャンのバックダンサーとして踊ること。「自分の存在を知ってほしい」。夢を実現するため秦野の『怪物』は世界へとステップを踏む。

秦野版の人物風土記最新6

渋谷 勝征(まさゆき)さん

5月6日まで宮永岳彦記念美術館の市民ギャラリーで個展を開催している

渋谷 勝征(まさゆき)さん

松原町在住 80歳

5月3日

根倉 安史さん

秦野あきんど育成会の会長を務める

根倉 安史さん

東田原在住 52歳

4月26日

栗林 範之さん

4月1日に秦野駅駅長に就任した

栗林 範之さん

曽屋在住 55歳

4月19日

瀧沢 利一さん

4月1日付で秦野赤十字病院の院長に就任した

瀧沢 利一さん

今泉台在住 61歳

4月12日

山口 勇さん

里地里山フォトコンテストで秦野市長賞を受賞した

山口 勇さん

曽屋在住 81歳

4月5日

秋山 重夫さん

上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める

秋山 重夫さん

菖蒲在住 80歳

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook