プロ野球のドラフト会議が10月20日、都内のホテルで行われ、東海大学の丸山泰資(たいすけ)投手(21・文学部)が中日ドラゴンズに6位で指名された。その後行われた育成ドラフトでは、秦野市出身で青森山田高校の堀岡隼人投手(18)が巨人に7位で指名された。
午後6時54分。中日ドラゴンズの6巡目指名で「丸山泰資」の名前が読み上げられると、同大湘南キャンパスのロビーで中継に釘付けだった東海大学関係者や学生からは、大きな拍手が沸き起こった。
野球部寮から駆け付けた丸山投手は硬い表情で「チームの役に立てるよう、この先もしっかり努力をしていきたい」とあいさつ。
ドラゴンズの印象については「(出身地である)愛知県のチームなのであこがれがあった」と明かし、「一つひとつ与えられた仕事をこなして、何年か経った時に主軸として投げたい」と意気込みを語った。
対戦したい打者についてはロッテ1位指名の佐々木千隼選手(桜美林大)の名を挙げ「大学の試合で何度かあたっている。プロで投げ合ってみたい」と話した。
会見に同席した同大野球部の横井人輝監督は「”もっと上位指名されるべき選手”と言われるような活躍を」とエールを送った。
丸山投手は、愛知県出身。東邦高校で3年夏に県大会準優勝。東海大では2年春から登板し、2015年春の日本体育大学戦で無安打・無四死球の「完全試合」を達成している。
秦野出身・堀岡巨人育成で指名
育成枠で巨人に指名された堀岡投手は、秦野少年野球部コメッツ、秦野リトルシニアの出身者。青森山田高校野球部のエースピッチャーとして、今年3月には第88回選抜高等学校野球大会に出場した。
身長184cm・85kgから投げる剛速球は、公式記録では最高時速148Kmとなっているが、球団のスカウトが同高校を訪れた際には時速150Km超を披露。プロへのチャンスを手にした。
「プロ野球は小さい頃からの夢だった」という堀岡投手。10月23日には球団関係者が青森の堀岡投手の元を訪ね、今後の日程を調整。11月23日(水)に東京ドームで開かれるジャイアンツファンフェスタへの参加も決まっているという。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>