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秦野 社会

公開日:2016.12.03

県公園協会
廃棄枝葉で染め上げ
「ハンカチ」などを商品化

  • 完成したハンカチとバンダナ

 これまで廃棄されてきた植物の枝葉などを使い染め上げた「ハンカチ」と「バンダナ」がこのほど完成し、県内12の県立公園で販売されている。

 この商品は、県立公園の管理運営を行う(公財)県公園協会が初めて開発したもの。原料は、県立辻堂海浜公園のクロマツと県立境川遊水地公園のタチヤナギ・アカメヤナギなど。クロマツ染めは明るい緑色に、またヤナギ染めは深みのあるベージュを実現した。バンダナ(53cm四方・800円)は100枚、ハンカチ(35cm四方・500円)200枚の限定品。

 昨年春、境川遊水地公園の職員が廃棄される枝葉を有効活用しようと草木染を発案。当初は、保土ヶ谷公園のイチョウや大磯城山公園のバラなど様々な植物を試したという。作成時期に手に入る材料などで検討した結果、初回は2色に。同協会では「今後は新しい色にも挑戦したい」と話す。詳細は同協会【電話】045・651・0931。

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