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秦野 社会

公開日:2017.12.01

保護犬と高齢者施設を結ぶ
活動団体がNPO設立へ

  • 現状報告が行われた会場

 1つの高齢者施設に1匹の保護犬を飼う――。「わんtoケアほーむプロジェクト」という名称で今春から活動している民間の活動団体が、特定非営利活動法人(NPO法人)を目指していることが分かった。

 県内で複数の高齢者施設を運営する(株)アプルールの「アプルール秦野」(加藤愛ホーム長)がモデル施設や事務局となり、動物保護団体やボランティアなどと一緒に進めているもので、支援や賛同の輪が広がってきたことから法人格を取得するもの。来年2月頃の設立を予定しており、団体名は(仮称)「ワンちゃんと福祉施設に出来ること」。

 11月18日に開かれた準備会には関係者が20人ほど集まり現状報告が行われた。

秦野から全国へ

 動物愛護ボランティアの内蔵成(くらなり)美佳さんは「動物も家族の一員。欧米では高齢者施設に一緒に入れるのが当たり前で、日本はまだまだ遅れている。伴侶動物による”幸せホルモン”効果の実証もある。この活動が秦野から全国に広がっていくと嬉しい」と話した。

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