秦野市立渋沢中学校3年生の中村拓斗君(14)が同校の昇降口付近で日本産トリュフと言われる「イボセイヨウショウロ」を見つけた。
イボセイヨウショウロは、山奥よりも身近な公園など人工的な場所で発見されることが多い。しかし、生育地に特徴がないため、生えている場所を探すのが困難だという。
中村君は、学校の昼休みや休日にもキノコ探しに出かけるほどの無類のキノコ好き。イボセイヨウショウロを見つけたときは「やっとあった。嬉しかった」と話す。「次は秦野にもあるらしい、ヤマドリタケモドキを見つけたい」と目を輝かせた。
将来はキノコと爬虫類の研究者になりたいといい、「キノコの研究者は少ないから、同年代の子にも興味を持ってほしい」と真剣な眼差しで語った。
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