須賀神社(秦野市堀西1118)で7月22日、例大祭が行われ、四天棒の神輿や子ども神輿、山車が黒木・欠畑(がけばた)地区を練り歩いた。地元の須佐王会(桐生徹代表・35人)や自治会・子ども会に加え、堀山下の神輿会・山下睦(むつみ)(村上広会長)の20人、松田町寄の彌勒寺祭囃子保存会(飯田正志会長)の10人、堀山下囃子太鼓保存会(山本剛史会長)の有志らが参加し、祭りを盛り上げた。
前日夕方には境内に保管される高さ3mの山車の上で祭り囃子が奏でられた。同地区の囃子の笛は60年以上途絶えていたが、3年前に須佐王会が彌勒寺祭囃子保存会へ練習に行き、復活。続いていた太鼓と合わせて例大祭で披露されるようになった。飯田会長は「寄では神輿を担ぐ機会がなく、若い人も須賀神社で担がせてもらえて喜んでいる」という。
黒木・欠畑で笛を吹くことができるのは桐生代表ら3人と、子どもでは唯一の高橋咲良さん(西中1年)。高橋さんは桐生代表いわく、練習を始めてから1週間で吹けるようになった「天才少女」。高橋さんは「午前中一人で吹くのは大変だったけど楽しかった」と話した。
須佐王会の飯田孝之さん(42)は「自分が知る中で今日が一番暑かった。皆さんの協力に感謝している」と振り返った。
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