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秦野 社会

公開日:2018.09.28

23歳、志を胸にアフリカへ
千村の山本晴菜さん 青年海外協力隊に

  • 笑顔で派遣への想いを語る山本さん

 JICA(国際協力機構)青年海外協力隊として、秦野市千村の山本晴菜さん(23)が10月から2年間、西アフリカのベナン共和国へ派遣される。現地の小学校でレクリエーションの提案や体育・音楽・図工の授業手法支援などを行う。

 山本さんは渋沢小・中出身で、小田原高校から國學院大學人間開発学部初等教育学科へ進学。学生時代からアジアの発展途上国を旅行し、国内の小学校で4年間ボランティアを続けてきた。小学校教諭になるのが夢で、「自分の目で見た事を子ども達に話せるよう、経験を積んでから先生になりたい」と青年海外協力隊に応募した。

 今年3月に大学を卒業。青年海外協力隊に合格後、7〜9月に70日間、長野県での事前研修に参加し、仏語や現地で生きる術を学んだ。「方言を理解するのに時間がかかるそうですが、高校時代から親しむヒップホップやブレイクダンスの経験を生かして時間を共有し、教育の強化に貢献したい」と前向きに語った。

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