秦野版 掲載号:2018年11月30日号
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30周年を迎えた社会福祉法人ビーハッピー「みのりの家」の理事長を務める 渡邉 典夫さん 菩提在住 70歳

感謝の気持ちと共に30年

 ○…最初に口にした言葉は「感謝」だった。多くの人の支えで運営できたという思いの表れだ。障害があっても満たされた一人の人として比べられることなく生きられる場所を作ろうと、自宅で友人夫婦と4人で始めた。小規模でも長く利用者に寄り添う時間をとりたいという想いが原点だ。施設名には、想いが実るよう自己実現の意味が込められている。知的障害のある人が安心して過ごせる施設を目指し開所して30年。苦難もあったが、利用者への想いは変わらない。

 ○…出身は宮城県。4人兄弟の2番目。大学時代に見た小児マヒ問題をテーマにした映画「しいのみ学園」に心を打たれた。「障害のある人の力になりたい」という気持ちから福祉の道へ進んだ。大学卒業後は秦野市内の福祉施設に就職。経験を積み、みのりの家を開所した。当初の利用者は2人。以降増えたが、運営の厳しさからタクシー会社で働き経営を支えたこともあった。「今こうして障害者の力になれることに感謝しています」

 ○…2007年、社会福祉法人になり現在の渋沢に施設を構えた。毎日、約20人の知的障害者が通う。意思表示が難しい利用者も少なくない。「気持ちを汲み取るのは難しい。努力を怠ってはいけない」。利用者が怖がらず、安心して通える場所づくりを心掛けている。定期的に開催するバザーは運営面で大きな支えとなる。12月2日文化会館では、30周年を記念したバザーを開催する。「しっかりと運営していきたい」と理事長としての責任の重さをかみしめる。

 ○…妻は施設長として現場に立つ。長男は滋賀県内の福祉施設、次男はみのりの家で共に働いている。「進路は本人に任せていたんだけど同じ職に。親としては嬉しいです」と優しくほほ笑む。

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