大山阿夫利神社(目黒仁宮司)では、下社に鎮座する「大天狗像」と、古くから日本に伝わる妖怪「アマビエ」が描かれたうちわを製作。山の日(8月10日)を前に、8月8日(土)ごろから下社で施設利用者を対象に先着順で無料配布する。
同神社ではこれまでも、夏山シーズンに合わせてうちわを作って、配ってきた。今年は新型コロナウイルス感染症が拡大する中、デザインを一新。同神社によると、天狗には守りの力があり、大山詣りが描かれている浮世絵の納め太刀にも「大天狗」「小天狗」と書かれ、大山と天狗は昔から強いつながりがあったとされる。
また、アマビエは疫病封じに効くという言い伝えがあり、コロナウイルス除けとして全国的に注目を集めている。県の感染防止サポートブックの表紙にも使われた、横須賀市在住のイラストレーター・たちばないさぎさん制作のアマビエを採用した。たちばないさぎさんは「友人のナースを応援しようと、アマビエを描きました。このような形でもお役に立てて光栄です」とコメント。
同神社の権禰宜、目黒久仁彦さんは「妖怪づくしのうちわにしました。お詣りの際に、ぜひ天狗とアマビエの力を持ち帰って頂けたら」と話している。
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