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秦野 教育

公開日:2020.08.14

神奈中スイミング
教室で水泳の楽しさ伝える
コロナ禍受け低学年対象に

  • コーチの腕につかまり泳ぎ方を教わる児童

  • バタ足のやり方を指導

 神奈中スイミング秦野校で8月1日から4日まで、「小学生初心者水泳教室」が秦野市教育委員会の後援で開催され、4日間で77人が参加した。

 水難事故が増える季節に備え、神奈中スイミング秦野校では無償の水泳教室を5年前から開催している。秦野市は近隣に大きな川や海がある環境なため、「溺れることがないよう市内の泳げない子をなくしたい」という思いで始まった。

 例年は市内小学生全学年を対象にしていたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で学校の水泳の授業が中止になったこと受け、経験が少ない小学1・2年生に対象を絞った。開催日数も増やし、一人でも多くの児童が参加できる体制で臨んだ。

 教室では同校のコーチが講師となり、子どもたちの泳力に合わせ指導。取材をした8月3日も、水泳初心者と泳げない子の2グループに分かれ行われた。

 水泳初心者のグループでは水に慣れるところから始め、ビート板を使った泳ぎ方やバタ足を学び、最後はビート板を使わずバタ足だけでの泳ぎに挑戦した。

 泳げない子たちのグループでは水に顔をつけたり潜ったりと、水に慣れることから始めた。最初はおっかなびっくりだった子たちも次第に水に慣れ、最後はコーチの腕につかまり泳げるようになっていた。

 「プールに入ったことがない、慣れていない子たちに水泳の楽しさが伝われば」とスタッフは話す。今後は市教育委員会と連携し、9月以降に3年生以上を対象にした同様の教室開催も検討している。

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