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秦野 社会

公開日:2020.09.25

いきがい型デイサービス
内閣府から表彰
高齢者活動事例として

  • 左から野口昌孝さん(77・木曜)、浜田志津子さん(78・水曜)、市長挟み安下信美さん(79・月曜)、藤村冨士雄さん(80・金曜)ら各班リーダーが報告に訪れた

 地域で社会参加活動を積極的に行っている高齢者のグループ等を表彰する「エイジレス・ライフ社会参加活動事例」に、「いきがい型デイサービス」の月曜・水曜・木曜・金曜の各班がそれぞれ表彰された。

 いきがい型デイサービスは、住民主体で運営される通所サービス。広畑ふれあいプラザを会場に、各班が介護予防を目的としたプログラムを実施している。2000年に月曜・水曜・金曜の3班で始まり、2年後の02年に木曜班を新設。当初は市主体でボランティアが入る形だった。

 15年に国の制度が変わり、要支援1・2の受け入れが可能になったのを機に、翌年から住民主体の現システムに変更。民間以外の通所サービスの要支援受け入れは珍しく、かつ民間デイサービス事業者と連携した送迎を行う先進的な取り組みで、多くの自治体がモデルケースとして視察に訪れたという。こうした長年の取り組みが評価され、同事例に選ばれた。

 9月17日には各班のリーダーが高橋昌和市長を訪問。金曜班リーダーの藤村冨士雄さんは、「コロナで苦慮したが、多くの人が再開を望んでくれていた。スタッフが高齢化しているが若手も入ってきているので、後進に繋げていきたい」と意気込みを語った。

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