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秦野 社会

公開日:2020.11.06

麺処よつかど・岡本店長
「飲食店の役に立てれば」
マスクコード千本以上寄贈

  • 寄贈する岡本さん(右)と受け取る椎野さん

 秦野市栄町の「麺処よつかど」店主の岡本靖彰さん(今泉・37歳=人物風土記で紹介)が、手作りのマスクコードを飲食店等に寄贈している。



 これは岡本さんが立ち上げたマスクコード販売店「Shield of Heart(シールドオブハート)」の『mask code(マスクコード)』。マスクの紐にフックをつけ、首からマスクをぶら下げられるようにしたストラップで、岡本さんの製品はストラップにマグネットを取り付けることで簡単に着脱できるようになっている。新型コロナの影響で店内へのマスク忘れが多いことから閃いた商品だという。



 寄贈を始めたのは今年の夏頃。「少しでも生活を豊かに、便利にしてもらえれば」と飲食店を中心に1店舗あたり10本以上寄贈している。製作には、コロナ禍でオンライン授業になった地元大学生もボランティアで協力。これまで寄贈した総数は1000本以上に上る。



 これから迎える忘年会シーズンに向けて、現在も製作を続けている。「従業員の皆さんで使っていただいたり、お客様に配ったりしていただき、何か役に立ててもらえれば。秦野の忘年会が盛り上がる一助になれば嬉しい」と岡本さん。次の寄贈目標数は3000本だ。



 10月30日にはコントレイル・マーケットを訪れ、同店の椎野祐介オーナーに10本寄贈した。椎野さんは「マスクコードという新しい観点で動けたのは岡本さんぐらい。活用して良い状況にもっていけたら」と話した。

 

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