神奈中スイミング秦野校所属の楳田(うめだ)凌央(りょう)さん(南中1年・大会時は南小6年)が、3月21日に行われた「第30回学童学年別水泳競技大会」で男子6年生リレーに出場し、チームトータル1分48秒23の記録で県学童新記録を樹立し優勝した。2008年以来13年ぶりの記録更新で、1秒以上タイムを縮めている。
同大会は横浜北、横浜南、川崎、中部、湘南の県内5地域の対抗戦で行われる。楳田さんは秦野、大和、座間、相模原、海老名、綾瀬、厚木、伊勢原、愛川の8市1町が属する中部地域の選手に選抜されていた。
楳田さんはリレーの第3泳者として出場。久しぶりの自由形だったというが、キックをなるべく大きく腕の回転を速くするなど、体の動きを意識したという。
「アップではしっかり体を動かせるようにし、いいコンディションで臨めた。優勝は初めてなので嬉しいし、自信になりました」と話す。同大会の6年生男子50m背泳ぎにも出場し、2位の成績を収めている。
夢は五輪選手
楳田さんが水泳を始めたのは幼稚園年中。兄が神奈中スイミングに通っていたため、自分もやってみようと思った。今は同校に週5日通い練習しているほか、自宅でも柔軟性を高めるストレッチを行っている。また、幼稚園の年長から小学3年まで、体力づくりのための陸上競技もしていた。
時に伸び悩むこともあるが、「記録を出せた時が楽しい」と笑顔を見せる。3月に行われた全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会では、背泳ぎで自己ベストを更新し神奈川・東京・山梨地区で2位、全国でも上位レベルの記録を出している。
将来の夢は水泳五輪選手という楳田さんは、「直近の目標はジュニアオリンピックで優勝することです」と語った。
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