秦野市はごみの削減に向け今年3月、事業系一般廃棄物の適正処理や資源化に取り組む事業者を認定する「秦野市優良事業所等認定制度」を創設した。申請について、随時受け付けている。
秦野市のごみ処理は、伊勢原市と組織する「秦野市伊勢原市環境衛生組合」が行っている。現在は同組合が運営する伊勢原清掃工場とはだのクリーンセンターの2施設で実施しているが、老朽化に伴い伊勢原の工場が2025年度までに閉鎖されるため、以降はクリーンセンター1施設体制に移行する。
こうした状況を背景に、秦野市は事業系一般廃棄物について、25年度末までに17年度処理実績比で5%(420t)減を目標に掲げている。この目標達成に向けた機運を高めるため、ごみの減量に積極的に取り組む事業者を「優良事業所」として認定する制度を新たに設けたという。
2区分で認定
対象となるのは、秦野市内に事業所がある事業者、および市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者(市外本社含む)。認定事業者の種類としては2区分を設けた。
1つ目は「秦野市分別・リサイクル優良事業所」。食品ロス対策やプラごみ減量などでごみの発生を抑制しているか、生ごみや古紙などのリサイクルを推進しているか、事業所内での分別を徹底しているかなどを評価項目としている。
2つ目は「秦野市優良収集運搬許可業者」。収集運搬許可業者を対象に、法令を遵守しているか、ごみの分別やリサイクル活動を推進しているか、社会貢献活動を実施しているかを評価項目とし、積極的に取り組んでいる事業所を認定する。
市環境資源対策課によると、事業所から提出された申請書の内容を確認。現地調査を行い、認定基準に基づき、決定するという。
申請は通年で受け付けるが、交付についてはある程度取りまとめる予定。認定期間は2年間で、認定事業者には秦野産スギで作成された看板が交付される。同課では「申請前にアドバイスを受けたいという事業所も受け付けています。ぜひ取り組んでもらえれば」と話している。
申請書は市ホームページでダウンロード可。問い合わせは同課【電話】0463・82・4401へ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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