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秦野 教育

公開日:2021.08.06

北幼稚園
手話でありがとう
高齢者施設とオンライン交流

  • 元気いっぱいに手話を披露する園児たち

 北幼稚園(三嶽さち子園長)の5歳児44人が7月20日、高齢者施設「ふるさとホーム渋沢」(秦野市菩提246の1・梶沼葉子施設長)の利用者とオンライン上で交流し、手話を使って歌を披露した。





 北幼稚園は5年前から同施設との交流や保育の中で手話を取り入れるなど、福祉教育に力を入れてきた。これまでは園児がふるさとホーム渋沢を訪れ高齢者と交流してきたが、昨年からコロナ禍で訪問を自粛。新たな交流方法を模索してきた。そこで市教育委員会が所有するタブレット端末を活用し、初めてオンラインでふれあう時間を作ることになった。





 この日園児は、昨年度末から練習してきた秦野市制50周年記念の歌「With you ありがとう」を手話と歌声で披露。高齢者はスクリーン越しに嬉しそうに見つめていた。参加した園児は「ホームの人に会えて嬉しい。皆でできて楽しかった」と笑顔を見せ、手話で”ありがとう”と表現していた。梶沼施設長は「いつも園児たちから元気をもらっている。利用者の皆さんもとても喜んでいた」と話した。





 またこの日の様子は、県教育委員会制作の東京2020オリ・パラ出場選手の応援動画で公開される予定だという。

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