戻る

秦野 社会

公開日:2021.08.20

丹沢自然塾ドン会
棚田近くの沢を補修
市が部材提供し協力

  • 土のうを積んで土手を補修する会員

  • 大雨で削り取られた沢の土

 秦野市名古木の里地里山で保全活動などに取り組んでいる、NPO法人 自然塾丹沢ドン会。同団体が米作りを行う棚田に水を引く沢が、7月の大雨により大きく崩れた。そのまま崩落が続けばせっかく引いた棚田の水が抜け、米作りができなくなる事態を迎えた。

 同会の片桐務さんが秦野市に事情を説明したところ、日ごろ市の自然を守るために活動している同会の手助けになればと、補修する部材を提供。同会ではこの材料を活用し、会員の手で沢の補修作業に取り組み、8月になり、ようやく完成を迎えた。

 片桐さんは「大変に助かった。官民の協働の実践で危機を乗り越えることができて感謝しています」と話す。棚田ではこれからスズメやイノシシなどの鳥獣被害対策が大切になってくるという。現在のところ生育は順調で9月下旬には収穫を迎えるという。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS