秦野eスポーツ協会(がっきー会長)は8月28日、秦野市内の小・中学生を対象とした初の「デジタル創意工夫コンテスト2021」のオンライン表彰式を行った。この企画は緊急事態宣言下での夏休みに、ゲームを活用して地域活性を行いつつ、子どもたちの想像力を育てようと実施されたもの。ブロックを積み上げて建物等の建築物を自由に作ることができるゲーム「マインクラフト」(Microsoft社)というソフトを使い、「未来の秦野を創造しよう!」をテーマに創意と独創性に富んだ作品を募集した。
約30点の応募があった中から、最優秀賞・優秀賞・特別賞・入選など14作品が選出された。
最優秀賞に選ばれたのは、秦野市立南中学校1年のオオツキカナデさんの作品。「人が空を飛んだり、空飛ぶ車があったりと技術は進歩しているが、自然も同じくらいに大事にしている」という秦野市の姿を作り上げた。水無川の底にはガラスのトンネルがあり自由に通行する人々の姿や、より自然と共存できるまちとしてツリーハウスに住んだり、『ツリーハウス研究所』があるなど、各所に工夫と創造が凝らされており、同協会は「特にエコの部分、自然と共存した街になっているという観点が高評価でした」とコメント。表彰式でオオツキさんは「僕が想像した秦野の未来は自然と共存できるまち。環境問題がなくなってほしいなと思いながら作った。最優秀賞をもらって、本当に現実かどうかわからないくらいうれしい」と喜びを語り、同協会は「これからもこの気持ちを忘れずに実現していってほしい」と話した。
続いて優秀賞に選ばれたのは椎野拓海さん(南が丘小学校5年)の作品と、成澤順太さん(南が丘小学校6年)の作品。
椎野さんは「秦野にあったらいいな」と思う作品を弟の瑛太さん(同小1)と協力して製作。「子どもと大人が楽しめるわくわくするような街になってほしい」と災害が起きても壊れない頑丈な建物や、ウォータースライダーなどのアトラクション、ウーパールーパーのふれあいコーナーなどを作った。
成澤さんも兄弟の瑛太さんと共に、秦野で未来に世界大会が開催されるようスタジアムを建設。スタジアムを地上にプールを地下に作ってすぐ移動できるようにしたほか、座席を秦野の桜のイメージにしたり、電気をつけたり消したりできるようにするなど、クオリティの高い作品を2日間で作り上げた。
そのほかの入賞者と作品説明は次の通り。
▽秦野市長賞/大谷伊織さん(南が丘小3年)…水無川とまほろば大橋、市役所、畑を製作▽秦野教育長賞/志村壮大さん(本町中2年)…近い未来の秦野駅前▽kids code club賞/稲垣虹湖さん(南小1年)…遊び場付きフロート車▽JC理事長賞/橋本直輝さん(南小1年)…大きなもりりんタワーや水無川など大好きなものをたくさん楽しめる街▽YEG賞/吉川琴音さん(南が丘小1年)…秦野の木で作ったお店屋さんが並んだ素敵な秦野▽秦野eスポーツ協会長賞/柳川和慎さん(南が丘小3年)…未来の震生湖▽入選/栗原蒼さん(南小4年)…エコで自然いっぱいでみんなが楽しく住めるまち、石井慎大さん(南が丘小5年)…地球に優しい未来の家、伊藤凛央さん(南小6年)…震生湖の湖底公園、諸星颯さん(南が丘小5年)…ビルと名水を持ったパンダなど、田邉照季さん(本町小4年)…空とぶ車とロボットのペッポーくん。
表彰式の様子は下記URLから確認することができる。
https://www.youtube.com/watch?v=zXM_q9PHyTY
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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