秦野 社会
公開日:2022.03.25
八重桜生産存続に向け
FFCが調査報告会
秦野市柳川で八重桜のジョイント栽培に取り組んでいる任意団体フィールド・フォー・シチズン(FFC・小池勉代表)が3月20日、クアーズテック秦野カルチャーホールで「食用八重桜の調査報告会」を実施した。今年度、はだの市民活動団体連絡協議会の市民活動サポート事業に採択され、秦野の八重桜産業の存続と発展に向け調査を行ってきた同団体。千村地区での八重桜生産の歴史、現在の課題、渋沢学区の小中学生へのアンケート結果などを発表した。
当日は関係者や取材協力者など約40人が参加。農家の高齢化が進み、高木化した八重桜の摘み取りの危険性から存続が危ぶまれていること、それを解消するために2〜3mの高さで摘み取れるジョイント栽培の有効性と初期投資等の課題などを小池代表が説明した。参加者はメモを取るなど話に耳を傾け、質疑応答では活発な意見交換も行われていた。
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