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秦野 社会

公開日:2022.06.10

秦野歴史おこしの会
NPO法人へ
文化発信を強化

  • NPO法人化した秦野歴史おこしの会の役員

 秦野歴史おこしの会がこのほど、NPO法人の認証を受けた。今後は「歴史の里秦野のまちづくりに寄与する」という理念のもと、広く一般に向けた活動を拡充する。

 秦野歴史おこしの会は、1994年に市民有志で設立された任意団体。蓑毛の大日堂を管理する宝蓮寺の前住職と、同会初代理事長が中心となり、退職教員らを集め組織された。

 当初は大日堂の保存・文化財修復を目指し活動をしていたが、後に同様の目的を持った秦野みのげ文化の会(現NPO法人はだの大日堂保存会)が誕生。これを機に幅を広げ、秦野の文化財への市民の認識を深め、まちづくりに寄与する活動にシフトしていった。

 現在は100人程の会員が所属し、市内の寺社や無形文化財への支援を行う「支援事業部会」、会員の視察研修や学習会、調査発掘、講演会を行う「教育事業部会」、創設以来続けている会報「善哉」の年2回の発行やホームページ運用、案内書作成を行う「広報啓発事業部会」で構成し活動を行っている。

 NPO法人化に伴い、主軸を会員向けの活動から秦野の文化発信など対外的な活動に移行する。「2年間コロナ禍で活動が制限されていたが、これを機に仕切り直したい。今まで以上に皆さんに文化財を理解してもらえるよう努めたい」と、小泉孝理事長は話した。

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