秦野 文化
公開日:2022.08.12
夕暮短歌の入選歌決まる
市内から5人入賞
第35回夕暮祭短歌大会の表彰式が、秦野市立図書館2階視聴覚室で7月23日に開催された。
同短歌大会は、郷土の生んだ歌人・前田夕暮の功績を称え、短歌に親しむ機会として毎年全国の短歌愛好者などから作品を募集している。今年も国内外から766作品が届いた。秦野市内からは奥津恵美子さんが寺尾登志子選者賞に選ばれたほか、佳作に4人が選ばれている。表彰式後には夕暮祭選者の1人、山田吉郎さんの「『日光』時代の前田夕暮-白秋・迢空との交流をめぐって-」をテーマにした講演も行われた。
入選者と入賞作品は以下(敬称略・佳作は氏名のみ)。
▽秦野市長賞「我が影が大山指せば昼餉なり野良仕事には時計は要らぬ」=石黒和風・平塚市、▽秦野市教育委員会教育長賞「一塁をめがけて走るスピードでいつか追い越したい地平線」=石川胡桃・横浜市、▽秦野短歌会会長賞「また一戸離農の村の丘の上に馬頭観音と家畜碑の立つ」=藤林正則・北海道、▽山田吉郎選者賞「『抑留』を妻にも子にも語らずに父は白寿を生きて逝きたり」=中川文和・京都府、▽寺尾登志子選者賞「マスクして席空けて聴くシベリウス桜散らしの雨強き午後」=奥津恵美子・秦野市、▽佳作=杉山博代(静岡県)、早坂尚輝(横浜市)、藤田芽愛(秦野市)、矢内明子(東京都)、菊田知和(東京都)、小野愛加(横浜市)、楓川あけみ(小田原市)、脇屋敷皇貴(宮崎県)、遠藤伸枝(秦野市)、堀ノ内和夫(奈良県)、内山正則(静岡県)、中村みほ子(真鶴町)、細田富士(秦野市)、遠山順子(相模原市)、辻孝紀(三重県)、安田智美(茨城県)、川平陽子(宮崎県)、阿曽晃歩(北海道)、氏家未來(宮城県)、内田禧子(秦野市)
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