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秦野 経済

公開日:2022.08.26

秦野活性の可能性探る
電子地域通貨を軸に

  • (写真上)古里さんによる基調講演(写真下)パネルディスカッションの様子

 市が8月21日、秦野商工会議所で第2回商業デジタル化推進セミナー「電子地域通貨が潤す地域経済〜秦野市の未来のために〜」を開催し、57人が聴講に訪れた。

 本格的な人口減少や少子・高齢化社会の進行、さらには新型感染症の拡大、ウクライナ危機などによる地域経済への影響が懸念されている中、「電子地域通貨」をキーワードに秦野市における今後の地域経済活性化と地域コミュニティの持続可能な発展を考えるセミナー。基調講演とパネルディスカッションの2部構成で行われた。

 基調講演では岐阜県飛騨市出身の公認会計士・税理士で、電子地域通貨「さるぼぼコイン」をてがけた古里圭史さんが講師を務めた。基礎知識から始まり、自分たちで地域に合わせた通貨がデザインできる電子地域通貨の特性や運用方法、経済効果、それに伴うシビックプライドの醸成などの事例が紹介された。

 小林隆東海大学政治経済学部政治学科教授がコーディネーターを務めた第2部では古里さんや市産業振興課長、秦野市西商店会連合会の関野信秀さん、市民から子育て関係者の高橋資子さんがパネリストで出席。「地域経済の活性化とシビックプライドの醸成」について意見交換した。

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