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秦野 社会

公開日:2023.01.06

藍綬褒章を受章
保護司の遠藤さん

  • 受章した遠藤さん(右)と高橋市長

 秦野保護司会で保護司として活動する寺山在住の遠藤信行さん(74)が藍綬褒章を受章し、12月6日に高橋昌和秦野市長を表敬訪問した。同褒章は、教育や福祉などの公益に尽くした人に贈られるもので、遠藤さんは「まさか自分が賞をもらえるとは思っていなかった。ありがたいこと」と話した。

 保護司は、犯罪や非行をした人の更生を助け、犯罪予防のために保護観察にあたる。地域別定例研修会に参加して知識を深めたり、保護観察処分を受けた人を直接訪れて話などをするという。

 遠藤さんが保護司に委嘱されたのは2001年。2016年度からは秦野保護司会副会長に就任。歴代会長の補佐役として保護司会の運営にも積極的に取り組む。

 訪問時はいつも通りの自然体で接することを心がけている。保護観察の期間が終わった後に結婚し、子どもを連れて訪れる人もいた。「こちらがかしこまってしまうと心が通じ合うのは難しい。世間話などをして常に同じ目線で話をしている」。今後は「そろそろ若い世代に役を譲る時期かなと思う。会のためにも新しい考えを取り入れていきたい」と話した。

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