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秦野 社会

公開日:2023.01.20

「募金で福祉施設知って」
製作物をカプセルトイに

  • 配布中の製作物を手にする福祉施設利用者と職員

 秦野市社会福祉協議会が赤い羽根共同募金にあわせ、秦野市保健福祉センターで行っている「お楽しみガチャガチャ」で、福祉施設支援活動を開始した。

 この事業は「子どもたちが楽しめる場所づくり」として社協が企画。総合受付の近くにある募金箱に募金を行うと、専用コインを1つもらうことができ、そのコインでカプセルトイを回すことができる。これまで子どもを対象に実施してきたこのスキームを活用し、今回、新たに大人も遊べるマシーンを追加。カプセルの中には福祉施設の製作物との引換券が入っており、市内の福祉施設で何を作っているか、どんな施設があるのか、など一般市民に興味を持ってもらうことを目的としている。

 「お皿やカゴ、ポストカードやかわいい絵柄のぞうきんなど、福祉施設での製作物の中には若い方にも受けそうな物があり、楽しんでもらいつつ、施設紹介に繋がればと考えました」と社協職員。現在は秦野ワークセンター(菩提)、鶴巻工芸(鶴巻)、ちっちゃな星の会(鈴張町)、くず葉学園(菩提)、うぐいすの家(西田原)、やまばと学園(渋沢)、地域作業所かがやき(南矢名)の7施設での製作物を配布している。

 ピンク色のマシーンが福祉施設紹介のカプセルトイで、取り組みは2月末までの予定。社協では「施設や製作物を知っていただき、地域での催しなどでの直接利用に繋がっていけば」と話している。

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