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秦野 社会

公開日:2023.02.24

黒板で「ほっこり」お届け
秦野駅改札口で

  • 発案者の天田さん

  • 駅利用者からのメッセージを添えた花束の展示

 秦野駅の改札口付近の窓口に置かれている黒板に駅利用者へのメッセージなどが描かれている。

 この企画は、秦野駅サービス係の天田(あまだ)美帆さん(21)が発案したもので2022年6月からスタートした。天田さんは同年4月から、鶴巻温泉駅から小田原駅を管轄する小田原管区のサービス満足度向上委員会のメンバーになった。そこで駅利用者にもっと楽しんでもらえる方法を考えたときに、カフェなどで客へのメッセージが書かれた黒板を素敵だと思ったことからこの企画を思いついたという。「無機質になりがちな駅の装飾を手書きのメッセージで和らげて、お客様にほっこりした気分を味わってもらいたい」と話す。

 メッセージは月に1回更新される。過去には「甲子園でどちらの学校が勝つと思いますか」と問いかけ、チョークを置いてアンケートを取るなど、時事ネタや季節感、駅利用者とのコミュニケーションを大事にした企画を行っている。

 現在は、駅サービス係が主催の取り組み「バレンタインデー・ホワイトデー合同企画」を盛り上げるためのメッセージが書かれている。改札口入って左側の壁に花やハート型のカードにメッセージを書いて貼り花束を作ろうという企画で、3月末まで行われる。メッセージの中には願い事を書く人も。「通勤で駅を利用している方も、お時間のある時に書いてもらえればうれしい。一緒に楽しんでもらいたい」と天田さん。同様に、4月からは桜の木にメッセージを書いてもらう企画を予定している。

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