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秦野 社会

公開日:2023.03.17

みんなのベンチプロジェクト
朝市がおしゃべりの場に
北矢名で第2弾を製作

  • ベンチを組み立てていくメンバーら

 秦野市社会福祉協議会(社協)が推進する「みんなのベンチプロジェクト」の第2弾ベンチ製作が3月11日、北矢名で行われた。

 坂道が多い大根地区では、高齢者などが道の途中で休めるベンチが欲しいという声があり、2022年5月に第1弾ベンチを作成。地権者である秦野市と個人の協力を得て、南矢名に設置されている。

 今回は、第1弾に参加した内海正廣さん(北矢名在住)が地元で開催している「北矢名北部朝市」の会場にベンチを置きたいと企画。内海さんが中心となり地権者への交渉や協力者の声掛けをしたところ、社協、大根地区新しい街づくり運動推進委員会の協力のもと、朝市実行委員会や北矢名北部自治会、大根地域及び鶴巻地域の高齢者支援センターからメンバーが集まった。

 当日は、ベンチ製図を手掛けた山本厚生さん(堀山下在住)も参加し、製図を元に皆で木材の組み立て作業を実施。山本さんに確認をしながら、ドリルで穴をあけ、ネジを止めるなどベンチを作成していった。

 内海さんによると、朝市会場の近くには70軒ほどの集落があり、高齢者も多いという。買い物などで坂道を登り、途中のコンクリートに座って休憩する姿もたびたび見られており、「物は使われてこそ価値がある。朝市の時だけでなく、普段からベンチを利用してもらい、ご近所づきあいやコミュニケーションの場にもなってもらえれば」と内海さんは話す。

 ベンチのお披露目は3月18日の朝市で行われる予定。朝市会場は北矢名1020で、毎月第3土曜日の午前8時〜9時に実施している。雨天の場合は中止。

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