秦野赤十字病院(秦野市立野台1の1)で5月5日(金)まで、ロビー中央の大階段に、端午の節句を祝う鯉のぼりと五月人形が展示されている。
これは同病院のボランティアグループ(天野陽子代表)が「外出できない患者さんに季節を感じてほしい」と行っているもの。例年、ひなまつりや端午の節句、七夕などに飾り付けを行っていたが、コロナ禍で2020年の雛人形を最後に中断していた。今春には病院の状況も落ち着いたことから、同団体の環境改善グループを中心に4月1日に飾り付けたという。
大階段には鎧兜などの五月人形のほか、約7メートルほどの鯉のぼりが飾られている。吹き抜け部分にはタペストリーも展示され、季節感を楽しめる。展示は誰でも見ることができるが、土・日・祝日は休診のため見学は不可。同団体では「患者さまやご家族、病院関係者など、皆様に笑顔になってもらえたら。ようやく飾れた五月人形を見に来てください」と話している。
同団体は会員約60人。院内の総合案内をメインに、環境改善のほか移動図書、車椅子点検整備など、同病院と連携を取りながら活動を続けてきた。2022年には20周年を迎えている。
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