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秦野 社会

公開日:2023.04.14

集いの場「きらく」が移転
式典に関係者や地域住民

  • 開所式

  • きらく自習室・相談室

  • HP(上)とツイッター

 鶴巻温泉駅北口近くのつどいの場「きらく」が移転し、4月2日に開所式が行われた。当日は運営役員や地域の人など約30人が集まった。

 鶴巻地区住んでよかったまちづくり協議会が運営する同施設は、2019年8月に開所した。もともと南側の拠点である「ほっとワークつるまき」があったが、上り坂があり北側の住民が利用しにくかったため、協議会に所属する有志で運営委員会を組織し、新たなサロンを立ち上げた。

 今回、移転するにあたり「嬉楽」だった名称を平仮名の「きらく」に変更。これにはスタッフの「老若男女問わず誰でも”きらく”に来てほしい」という思いが込められている。

 堀江泰雄代表は「施設には2階もあるので、協力者を増やし新たなサロンを増やす、趣味の教室に貸し出すなど活動の幅を広げることができる。課題もありますが、駅前の活性や社会貢献の一役を担えたら」と話した。

利用者は年々増加

 きらくでは開所以来徐々に規模を拡大している。現在では水曜のレディース麻雀や日曜の初心者麻雀、金曜のさわやか体操、月・木の麻雀・囲碁・将棋など多くのサロンが開催され、スタッフも15人ほどに拡充。利用者・スタッフともに女性が増えているという。

 また、大きな特徴の一つが小学5・6年生と中学生を対象にした学習支援「きらく自習・相談室」。教員OBらが教えるという地域の人材活用の側面もあり、昨年度の利用生徒数・稼働講師数ともに延べ人数が前年度の約1・7倍になるなど好評を得ている。

 堀江代表によると、「サロンや自習室の利用者数は年間約4300人、野菜販売も合わせると5千人くらいになるのではないか」と話している。きらくに関する問合せ先はホームページ等に掲載されている。

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