秦野 社会
公開日:2023.06.09
最寄りバス停にベンチ
下大槻団地長寿会など
「広畑ふれあいプラザ前」バス停に置くベンチを作ろうと、5月29日に下大槻団地広場の一角で作業が行われた。
下大槻団地は高齢化が進んでおり、高齢者のバス利用も多い。「広畑ふれあいプラザ前」は団地の最寄りバス停となっているが、夏場に立って待っていたところ具合が悪くなった人もいたという。そこで、下大槻団地長寿会の菊地繁雄会長が中心となり、秦野市社会福祉協議会が進める「みんなのベンチプロジェクト」の一つとしてベンチづくりを企画。材料費は社協と長寿会で負担したほか、ベンチを置く場所が公道にかかるため秦野市や団地を管理する独立行政法人都市再生機構と調整を行ったという。
ベンチ製作は市社協と長寿会のほか下大槻団地自治会、市交通住宅課のメンバーら約10人が参加。プロジェクトに初回から関わっているベンチの製図製作者・山本厚生さん(秦野市在住)も加わり、山本さん指導のもと木材を組み立てていった。ベンチは2台製作され、すでに設置済み。
菊地会長は「バスが遅れることもあって、お年寄りがずっと立って待っているのを見るのもかわいそうで、長寿会でなんとかしようと思った。使ってもらえたら」と話していた。
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