秦野 文化
公開日:2023.08.25
大日堂 幻想的に
閻魔詣に多くの参拝者
NPO法人はだの大日堂保存会(水野功理事長)が8月16日、蓑毛大日堂で「閻魔詣」を開催した。閻魔詣は「地獄の釜の蓋が開く」と昔から言われている8月16日に行われる行事。「閻魔様が地獄を留守にするこの日に参拝すると無病息災・延命長寿の功徳がある」とされ、閻魔堂を持つ蓑毛大日堂には昔は多くの参拝者が訪れていた。この風習は一時途切れたが、はだの大日堂保存会(旧秦野みのげ文化の会)が2014年に復活させた。
今年は二王像修復に伴う仁王門閉鎖で参拝ルートを変更したが、参道には例年通り提灯が設置され幻想的な雰囲気を醸し出した。当日は親子連れなど多くの人が参拝者し、高橋昌和市長も視察に訪れた。また、会員らは大日堂の文化財群は修復が急務であることを参拝者に説明し、寄付の協力を募った。
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