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秦野 教育

公開日:2023.09.01

教育関係者らが研究発表
4年ぶりの対面開催に

  • ステージに立ち、インクルーシブ教育を語る小国氏

 第41回教育研究発表会が8月23日、クアーズテック秦野カルチャーホールで開催され、公立園・民間園の教職員や保育教諭、小中学校教職員、一般参加者など300人以上が聴講した。

 教職員のスキルアップと教育課題の解決を目的に、教育委員会と教職員が協働で研究し、その成果を発表する会。今回は「はだのっ子学び舎プロジェクトが目指すもの」をテーマに、4年ぶりに対面での開催となった。

 当日は第1部から3部まで、それぞれテーマを掲げてパネルディスカッションを実施。第1部では、メインパネリストとして東京大学バリアフリー教育開発研究センター長の小国(こくに)喜弘氏を招き、「誰もが輝く暮らし良い街のフルインクルーシブ教育」のテーマで議論が展開された。障害のある児童生徒との接し方について、小国氏は海外の事例を紹介しながら説明。聴講者からは「海外に特別支援学級はあるか」「学級の中でできる具体的な支援は」という質問も投げかけられた。

 第2部では「園小接続カリキュラムが目指す姿」と「学びの基盤プロジェクトの成果と課題」。第3部は「『秦野ふるさと科』が目指すもの」と「スマートスクール構想が目指すもの」のテーマで市内の公立園や小中学校、民間保育所等の教職員による4グループがそれぞれ登壇した。

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