秦野 教育
公開日:2024.03.15
「被災地の人を助けたい」
北小3年4組が募金活動
秦野市立北小学校3年4組では総合的な学習の時間を活用し、能登半島地震で被災した人のために募金活動を行った。
最大震度7を観測し、石川県を中心に甚大な被害をもたらした能登半島地震。この地震を受け、「困っている人のために募金活動をしたい」という児童からの発案により、募金活動を実施することが決まった。児童たちは北地区にある様々な店舗に電話。了承を得た8店舗と、保護者の職場にも設置することになった。2月上旬頃、設置する店舗の周辺に住む児童と保護者が募金箱を渡しに行き、2月26日から29日に回収も行った。
設置した店舗の一つ、秦野市戸川にあるパン屋「Re:born」の募金箱を回収しに訪れた片野結唯さん。店長の山本真綺(まあや)さんから募金箱を手渡された片野さんは、大きな声でお礼の言葉を述べた。山本店長は「募金箱を見たお客様が喜んで協力してくれましたし、自らパンを買いに来て募金する小学生の子もいました」と話す。片野さんは「緊張したけど、募金があって嬉しかった。このお金が困っている人の役に立ってほしい」と笑顔を見せた。
集まった募金は合計で12万6749円。後日、担任の芝敏範教諭が秦野市地域共生推進課に預け、被災地に届けられるという。
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