秦野 人物風土記
公開日:2024.03.29
上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める
秋山 重夫さん
菖蒲在住 80歳
絵手紙で「季節」 描く
○…中学2年生の時に応募したポスターコンクールで神奈川県知事賞を受賞し、絵に興味を持つように。「人に認められたという満足感があり、もっと絵を描きたいと思うようになった」と笑顔。30歳の頃に始めた絵手紙では、散歩中に見つけた山野草や花など季節感があるものを選んでいるという。「色々なところに題材があるので、何を描くか考えるのも楽しい」。その後、依頼された大学の公開講座や市内の小学校、公民館で絵手紙の講師を務めた。
○…5年ほど前、上公民館からの依頼を受けて「四季の絵手紙教室」を始めた。草花や野菜など、季節にあった素材を題材に、絵の基礎などを教えている。1年間で4回開催しており、12月は作品展も実施。「絵手紙の魅力を発信するとともに、参加した人が和気あいあいと楽しくコミュニケーションがとれる場にしたい」
○…生まれも育ちも秦野。秦野高校を卒業し、小田急電鉄(株)に就職した。乗務員として現場業務を経験した後、広報部署で宣伝業務や記念冊子の制作に携わった。「絵を描いていたからこそ、イラストを担当する方に自分のイメージするものを具体的に伝えることができた」と話す。(社)日本民営鉄道協会が開催したポスターコンクールでは最優秀賞を受賞し、加盟する鉄道会社の各駅に掲示されたことも。「旅行先の駅で自分の絵を見ることができて嬉しかったですね」とほほ笑む。
○…4月13日に開催される絵手紙教室の題材はまだ検討中。躍動感あふれる季節である春にあわせて「ステップアップできるようなものにしたい」と語る。「手間をかけた分だけ相手に気持ちが伝わる。メールではなく、描いた絵手紙を友人などに送り、一つのつながりにしてほしい」
ピックアップ
意見広告・議会報告
秦野 人物風土記の新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











