7月27日に鶴巻公民館で「親子折り紙教室」の講師を務める 山口 みどりさん 横野在住 72歳
折り紙で地域とつながる
○…「まさか70代が忙しくなるとは」。夏休みの公民館で開催される「親子折り紙教室」の講師を務める。7月25日に東公民館で開催したほか、27日には鶴巻公民館でも行う。「教室実施前の下準備が大変なんです」。限られた時間の中で参加者が作品を完成できるよう、入念な準備を怠らない。
○…折り紙との出合いは、50歳の時。児童館で働きながら、尊敬する折り紙講師・町田仁子さんの教室に通い始めた。「今まで知らなかった折り紙の世界に魅了されました」と振り返る。15年ほど前、日本の伝統文化の折り紙を伝えるために日本折紙協会が認定する「折紙講師」の資格を取得した。教室を行っているのは、市内公民館や高齢者施設など。「子どもから大人まで、幅広い年代の人たちが参加してくれています」。最近嬉しかったのは自分の住む地域の長寿会での教室。「これまで自分の住む地域以外での活動が多かったので、地域の方との接点が増えて嬉しかった」と笑顔を見せる。
○…出身は茨城県。中学2年生まで過ごした後、父の転勤で茅ヶ崎市に転居。「秦野には結婚を機に移り住みました」。3人の息子を育て、現在は夫と2人暮らし。住み始めた当時より秦野が好きになったという。「近所の人から野菜をもらうこともあり、環境に恵まれているなと思う」と語る。
○…折り紙と同時に始めたのがオカリナ。友人に誘われ、市内の音楽サークルにも入会した。「公民館のイベントなどで、メンバーとオカリナの合奏を楽しんでいます」。さらに韓国ドラマや麻雀など、多趣味な一面も。趣味を楽しむ様子に「文句を言わず、好きなことをさせてくれる主人には感謝ですね」と微笑んだ。
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