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秦野 人物風土記

公開日:2025.01.10

市民のための「オペラ講座」の講師を務める
秋山 徹さん
オペラ歌手・洗足学園音楽大学講師

オペラの魅力 伝えたい

 ○…オペラは声楽、器楽などの音楽的要素や文学面を含めた演劇的要素、美術的要素も含まれた”総合芸術”。「オペラは難しそうと感じる人も多いかもしれませんが、一度に多くの芸術を鑑賞することができる素晴らしい芸術です」とその魅力を語る。

 ○…昨年8月から開かれている市民のための「オペラ講座」の講師を務める。受講生は12人。1月12日にはいよいよ集大成となる発表会を行う。この講座は2004年に本町公民館でオペラをテーマとした講座を地元の声楽家の協力のもと開講したのがはじまり。その後、市民の演奏によるワークショップ形式の講座に移行し、「秦野オペラの会」を立ち上げた。コロナ禍になるまでは、毎年のように講座と集大成となる発表会を開催していた。「参加している皆さんは素晴らしい音楽性を持たれていて何よりオペラを愛している。今年公民館の協力もいただいて再開する運びとなりとても嬉しく思っています」

 ○…秦野市出身。声楽に興味を持ち始めたのは西中学校時代に教えを受けた音楽の先生の勧めがきっかけ。「子どものころから人前で歌ったり演じたりするのが大好きだった」という秋山青年。クラシックだけでなく流行歌にも興味は広がり、高校時代にはNHKのど自慢にも出演。人前で演奏する素晴らしさも知り、オペラ歌手を志すことを決めた。

 ○…音楽大学卒業後は日本最大のオペラ団体「東京二期会」に所属。多くのオペラ公演で主要な役柄を演唱するなど、活躍の場を広げてきた。「オペラの魅力は何といっても直接伝わってくる”生の声”による歌と演技。講座を通して、皆さまにオペラの素晴らしさを知っていただけるよう活動していきます」

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