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秦野 人物風土記

公開日:2025.02.14

関東公立高等学校バドミントン大会で優勝した川崎総合科学高校主将の
井澤 璃音(りおん)さん
曲松在住 16歳

バドミントンに捧ぐ青春

 ○…関東大会出場および関東ベスト8を目指す1都7県の公立校同士が競う関東公立高校大会。他県の学校との交流を通し、レベルアップを図る目的で2021年度に始まった。同大会で1年生部員5人ながら女子団体戦で優勝、今回から始まった個人対抗(ダブルス)でも飯島槙さんとペアを組み優勝した。3年生引退後、自身は主将としてチームを牽引。「主将になるのは初めてで、やりきれるか不安。でも頑張りたい」と話す。

 ○…バドミントンを始めたのは4歳の時。平塚市のジュニアクラブチームに所属していた。「競技をしていた母親の影響です」とほほ笑む。渋沢小学校卒業後、バドミントンの強豪だった小田原市の橘中学校へ進学。ダブルスがメインになったことで、「芽が出てきました」と振り返る。中学時代は3年間団体戦で県優勝、2年・3年ではダブルスでも県2連覇を果たした。

 ○…スポーツ推薦を受ける選択肢もあったが、高校は川崎総合科学高校に進学。バドミントンを続ける上で、自身にとって良い環境が整っていたことが決め手になった。「先輩たちが強くて顧問の先生も熱心。一つ上の代がいないので、試合経験も積めると思った」。3年生の引退後、昨年8月から主将として奮闘の日々を送っている。

 ○…数少ないオフの日は家でゆっくり過ごし、疲れを癒やすことが多いそう。人見知りな性格だというが、バドミントンの魅力を訪ねると「最後に決められた時は嬉しい。そこまでどう持ってくか考えるのも楽しくて」と饒舌になる。実力者だが、競技は高校までと決めているそう。目標とするのは「インターハイベスト8」。引退まであと2年、完全燃焼で競技に打ち込む姿に期待が高まる。

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