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秦野 社会

公開日:2025.07.11

ほふく救出で初の全国へ
秦野市消防が県大会優勝

  • 空気呼吸器を着装し、煙道を通って要救助者の救出に向かう(秦野市消防本部提供)

  • 左から中嶋さん・志村さん・小林さん

 秦野市消防本部チームが6月18日、県消防学校で行われた「第50回神奈川県消防救助技術指導会」陸上の部・ほふく救出で優勝し、全国への切符を手にした。ほふく救出での全国出場は初。

 ほふく救出は要救助者役を含む3人1組で、1人が空気呼吸器を着装し長さ8mの煙道を通り、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する競技。ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練となる。

 秦野市消防本部からは中嶋弘樹さん(39・警備第一課消防第一担当)、志村真生さん(34・警備第二課大根第二担当)、小林真吾さん(27・警備第一課救助第一担当)がチームで出場。要救助者役を中嶋さん、要救助者の救出を小林さん、安全確保などのためのロープを結着する役を志村さんが担い、当日は36・1秒のタイムで2位の厚木に0・2秒差で競り勝ち、優勝を果たした。

 全国を目指して訓練を積み重ねてきた3人。「技術をつないできてくれた先輩や仲間の想いも背負い、ワンチームとして全国1位をめざしたい」と語った。全国大会は8月30日、兵庫県で行われる。

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