秦野 文化
公開日:2025.07.20
江戸の出版文化支えた職人
はだの浮世絵ギャラリー
はだの浮世絵ギャラリー(秦野市平沢94の1図書館2階)で9月7日(日)まで、企画展「もっと知って楽しもう!版元・絵師・彫師・摺師の仕事」が行われている。
今期の大河ドラマで描かれている蔦屋重三郎も活躍した江戸の出版文化。その代表である浮世絵は、版元が企画から販売までを担当し、続いて絵師が下絵を描いて色を指定、その後、版木を彫る職人・彫師や摺師が手掛けるという分業で成り立っていた。
喜多川歌麿や葛飾北斎、歌川広重など、絵師の名前は現代でもよく知られているが、浮世絵には欠かせない役割を担っていたのが、彫りや摺りの職人。第47回となる今回の企画展には、喜多川歌麿の「吾妻美人ゑらみ 松葉屋内喜瀬川」や歌川広重「東海道五十三次之内 御油 旅人留女」、葛飾北斎「江ノ島詣」などの有名絵師の作品も。こうした浮世絵を世に生み出した版元・絵師・彫師・摺師の仕事に焦点を当て、浮世絵46点から当時の様子を紐解く。
はだの浮世絵ギャラリーは、東田原出身の浮世絵収集家・大津圓子氏から市が寄贈を受け、所蔵作品の中から定期的に入れ替え展示している。開館時間は午前9時から午後7時(火曜・祝日は5時まで)。期間中の休館日は、月曜日及び7月25日(金)、8月29日(金)。問い合わせは市文化振興課【電話】0463・86・6309へ。
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