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秦野 社会

公開日:2025.07.26

市民の思いを広島へ
訪問団の手に千羽鶴

  • 幼稚園児(前列)から訪問団に千羽鶴が渡された=7月22日

 市民が平和への願いを込めて作った千羽鶴が、7月22日、「親子ひろしま訪問団」の団員に託された。

 秦野市では毎年、幼稚園やこども園の園児をはじめ、市民から千羽鶴を募集。親子ひろしま訪問団事業は戦後50年を迎えた1995年からスタートし、参加する小・中学生が市民から寄せられた千羽鶴を平和記念公園に捧げている。

 22日には市役所で、鶴を作成した東幼稚園の園児5人から、今年の訪問団に選ばれた5組の小学生と保護者へ千羽鶴が渡された。約6万6千羽を届ける訪問団団長の渡邉旺介君(鶴巻小6年)は、「みんなが折ってくれたものを大事に届けたい」。同席した高橋昌和市長も「市民の思いが世界へ届くことを願う」と語った。 

 訪問団は8月5〜7日に広島を訪れ、平和記念式典への参列、平和記念資料館の見学などを予定する。「戦争の悲惨さや平和の尊さを学んできたい」(渡邉君)。戦後80年を迎える今年で、親子ひろしま訪問団事業は29回目。これまでに268人が広島を訪問している。

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