秦野 社会
公開日:2025.08.15
秦野でメダリストと交流
南相馬子ども保養PJ
フードバンクはだのを運営する「南相馬子ども保養プロジェクト(PJ)」が7月26〜28日、福島の子どもたちを招待した。27日の交流会には5年ぶりに秦野の参加者を募り、保護者やスタッフ含め35人が参加。パリ五輪のレスリング金メダリストの鏡優翔選手がゲストとして招かれた。
初日は地元飲食店の弁当を食べ、滝沢園でバーベキューや川遊びを楽しんだ福島の参加者。27日には秦野の参加者と鏡選手が合流し、マスのつかみ取りを鏡選手と体験した。また、子どもたちはパリ五輪の金メダルを手袋をつけ持たせてもらったほか、子どもやスタッフが折り紙で作ったメダルを鏡選手に贈るサプライズも行った=写真。
最終日は蓑毛のブルーベリー狩りや、菜の花台で秦野のまちを一望しながらかき氷を食べるなど秦野を満喫。発起人の一人である福嶋秀樹さんは、「ゆったり過ごしながらも濃密な時間を過ごせました」と話した。
活動10年の節目に
今年で10年の節目を迎えた同PJ。福嶋さんによると同様の取り組みを行う団体の多くが活動を休止する中、同PJでは参加している子と親、スタッフのつながりができるなど少しずつ形を変え継続しているという。
「どこかで区切りをつけるか、形を変え継続するかはまだわかりませんが、まずは10月11日から13日に予定している福島開催に向け動いていきます」と話した。
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