秦野 社会
公開日:2025.08.29
3カ年計画で防災力向上
北地区まちづくり委員会
北地区まちづくり委員会では、地域の防災力強化のため3年前から防災グッズを購入し、各家庭に配布を行っている。
まちづくり委員会は、地域における住民自治の意識と住民相互の連帯意識を高め、地域コミュニティの活性化を図ることを目的に設置された組織。市内に8つの委員会があり、北地区では北地区自治会連合会(三嶽忠夫会長)の役員や、民生委員・児童委員など地域の団体が所属し、活動している。
北地区まちづくり委員会は、「秦野市総合計画はだの2030プラン」の「地域まちづくり計画」に基づき、その地域版として活動を展開している。水無川の花壇整備や福祉ふれあいまつりの実施、子ども向けクリスマス会など地域活性の取り組みを行っており、防災力強化もその一つに位置付けられている。
住民の意識向上を
防災面においては防災マップ作成のほか、防災倉庫にチェーンソー・発電機・炊き出し用鍋・非常用トイレなどを備えているが、激甚化する災害に対し住民の防災意識を高めるため個々に備えられる防災グッズを購入。購入費には、市内8地区の委員会にまちづくり事業推進のため交付された「地域まちづくり計画推進交付金」を活用した。
8月31日(日)の秦野市総合防災訓練は、今年度は北地区がメイン会場となる=関連記事あり。「北地区では今のところ大きな災害はないが、これを機にさらに防災意識を高め、来年度以降も防災力向上に努めていきたいです」と同連合会の相原敏夫副会長は話した。
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